プラネテス Phase10 「星屑の空」

プラネテス 4
プラネテス 4
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バンダイビジュアル (2004/07/23)
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おすすめ度の平均: 5
5 原作ファンも必見
5 名エピソードが詰まってます。
5 リアルです。

概要
「大切な人がいなくなるとね、悲しくも辛くも無いんです…」
ぼんやりと宇宙を見つめる一人の男。彼の名前はユーリ・ミハイロコフ、ハチマキの同僚である。有休を使わず、資料課に足しげく通うユーリ。ハチマキは彼のそんな姿が気になっていた。一方タナベはギガルトとの約束によりいまいち仕事に身が入らなくなっていた。苛立ちを隠せないハチマキ、そんな中課長からユーリの過去を聞くことになる。
レビュー
レビュー文書くために何回か見返したんですけどね。計10回近く見てるはずなんですが、同じところでほろほろり(涙)。
さておき、今回のPhase10ではOPの高高度旅客機の事故とリンクします。ユーリが何故デブリ回収を始める事になったのか、ユーリが何故宇宙をぼんやり見つめているのか、ユーリが何故資料化に足しげく通っているのか?様々なユーリへの疑問がこの話で解消されるといって過言ではないでしょう。
ちなみに原作では第一話にこの話があるそうですね(星見は未確認)。それを考えると2クールの長丁場でここに持ってきたのは脚本の妙ですな。そしてこのPhase10とまたリンクする話が後に控えております。ホント、プラネテスの脚本書いているお方は上手いなぁと心からそう思うですょ。
あ、そだ。一応ユーリのプロフィール(これ)リンクを貼っておきますね。Phase10を見終わったときにプロフィール見ると何か感慨深いものがねぇ…。
(以降ネタバレ反転・Phase10を見てない方は↓を読まないほうが吉)

高高度旅客機の事故とユーリの過去、そしてユーリがデブリ屋になった理由が一気に分かる話。一度は離れた方位磁針(キーワードリンク防止のための表記)、そして再び掴み取った方位磁針。…なんだろうね、ユーリの意志と奥さんの意思がユーリを救ったんだろうね(涙)。星見、それにかかれている Please Save Yuriを見た瞬間に涙腺が決壊したよ。しかも直後のシーンの白いカーネーション(花言葉は「私の愛は生きている」)を宇宙に放つユーリ、もう涙で画面が見れなかった(汗)。はぁ、ホント秀逸なシナリオですなぁ。

(反転終了)