プラネテス Phase2 「夢のような」

プラネテス 1
プラネテス 1
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バンダイビジュアル (2004/04/23)
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おすすめ度の平均: 4.65
5 良質!
5 宇宙時代を予感させる。
5 大気の外だろうが人は愛を叫ぶし、空気と同じだけ希望をボンベに詰めて宇宙に出る。

概略
「夢を叶えるって言ったってなぁ、できる事とできない事があるんだよ!」
ハチマキの夢は自分の宇宙船を手に入れる事。一方同期のチェンシンは副操縦士に昇進した。チェンシンとは対し、夢に一歩すら近づいていない事に一人苛立ちを覚えるハチマキ。そんな中で一つのデブリの回収任務が決まった。そのデブリはハチマキが新人のときに回収し損ねたデブリだった。
レビュー
今回の見所はウー!ウー!ウー!ウー!アーーーーーー!ウ!といったダンス(ぇ)。冗談はさて置き、今回のテーマは「自分の夢の大きさと彼を取り巻く今の現状」ってところでしょうか。誰しも一度は描く夢、でも現状はそれに向かって一歩も歩めていない苦しい状況。一方の同期であるチェンシンは着実に夢へとまい進している訳です。ハチマキは苦悩し、タナベに当り散らしてしまいます。デブリ回収の打ち合わせにいまいち身が入らないハチマキ。そしてデブリ回収へ…、って言う流れなんですが、今回も台詞の端々に後々のキーワードが散りばめられています(汗)。
はてさて、今回一番の見所はやはり一番最後のシーンでしょう。デブリ回収に伴い、とある事件が起きる。その後タナベに語りかける言葉はタナベにも自分にも言い聞かせているわけで…。
以下はネタバレ
「おいおい、そんなにあせんなよ新入り。まだまだ始まったばっかりだ。あせんなくていい…ゆっくりゆっくり積み上げていけばいいって、だろ?」といったデブリとチェンシンの乗った高高度旅客機との衝突を回避した直後のハチマキが言った台詞。↑で言ってる最後のシーン、タナベに言い聞かせているのと同時に、自分自身の中にも語りかけているシーンですね。これはハチマキの師匠のギガルトさんから、一番最初のデブリ回収に出たときに言われた台詞でもあったりします。こういった師匠から言われた言葉、ハチマキも同じようにタナベに使っていたりします。いいなぁ、こういう関連性。っとまぁ、ネタバレでもあまり当たり障りないことを言っておきます。一番はまず見ることですよー(酷)。