プラネテス Phase18「終わりは いつも…」

プラネテス(7)
プラネテス(7)
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バンダイビジュアル (2004/10/22)
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おすすめ度の平均: 5
5 誰に何と思われても・・・
5 男のわがまま
5 きれいごとだけでは生きていけない

概要
「俺は俺だけのためにフォン・ブラウンに乗る!」
木星往還船フォン・ブラウン号の乗組員一次試験が開始された。会場は地球の各都市、ハチマキはその試験を受けるためにテクノーラ社を退社し会場へ向かていた。そんな中、ハチマキは同期のチェンシンと出会う。チェンシンはテクノーラ社の社内公募に受かり、一次試験をパスというシードを得ていた。是が非でもフォン・ブラウン号に乗りたいハチマキは試験に喰らいついていく…。
レビュー
ってなことでPhase18、今回からフォン・ブラウン号編がスタートします。前回の事件により解散を免れたデブリ課、しかしSクラスのEVAミッションを乗り越えたハチマキはフォン・ブラウン号の試験を受験するという決心をします。そうしてハチマキはテクノーラ社を辞めてしまった、、、という訳ですな。
この話ではうまーくチェンシンとハキムが対比されています。チェンシンは「だめでも次がある」という考え方、一方のハキムは「保険を持ったままで狙えるものではない」といった考え方。ハキムの精神を突き詰めてみれば、何かを得るには対価が必要といった錬金術精神ですよ(ぉぃ)。
ハチマキはもちろん後者のハキム側です。結局、テクノーラ社を辞めてしまったんですからね。そうして一番最後、チェンシンとの衝突を見せてしまう、と。
ここからのハチマキは主人公らしからぬ顔つきを見せ始めます(マジで)。なんかね、見ててひじょーに痛々しい(汗)。でも人間が追い詰められていくとあんな感じになるのかなぁ、とも思ってみたり。