プラネテス Phase17 「それゆえの彼」

プラネテス 6
プラネテス 6
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バンダイビジュアル (2004/09/24)
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おすすめ度の平均: 5
5 見入ってしまう感じです。
5 怒涛の後半戦・・・?
5 すばらしい!

概要
「っていうか、人類がどうとか多くて嫌だしねぇ…つまらーん」
木星往環船フォン・ブラウン号。それを設計し、タンデムミラーエンジンを開発したロック・スミス博士はハチマキの父である星野五郎を探していた。ISPV-7にやって来たロック・スミス、ハチマキに対して父の居場所を聞く。彼曰く、フォン・ブラウン号には星野五郎が必要だ、と。自分ではなく父を必要としている事にハチマキは一人焦燥感を抱く。
レビュー
非情なまでのエゴイスト、ロック・スミス博士&伝説クラスの機関士、ゴローさんが降臨した話でござい。補足説明しますとね、前回出てきたどでかいエンジンの開発者がロック・スミス博士、地球と火星を五回も往復した伝説レベルの機関士が星野五郎(ハチマキの父)ですわ。
この話の柱はなんだろうなぁ…後半のキーマンであるロック・スミスとゴローさんの宇宙に対する一つの哲学…ってのに触発したハチマキの描写。…んまぁ、簡単にまとめれば後半のストーリに向けての動機付けですわ(簡単すぎ)。ちなみにロック・スミスとゴローさん、この二人に共通するのはどちらとも自分の哲学を持っているんですわ。ネタバレになるんであまり正確には書けないんですが、ぼんやり濁して書くと「どちらとも我がままである」という所でしょうね(汗)。そうして二人の人間に触発したハチマキが「自分も我がままな奴なんだろう」と自身に言い聞かせる訳ですな。
さて、次回は「デブリ課、最期の日」です。デブリ課の最期の日ですよ、イヤ、マジで(汗)。