プラネテス Phase3 「帰還軌道」

プラネテス 2
プラネテス 2
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バンダイビジュアル (2004/05/28)
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概要
「宇宙は一人じゃ広すぎるのに…」
職務上、常に死ぬ危険性が付きまとうデブリ屋。そこで遺言状を書くことになったタナベだが、彼女はなかなか筆を進めることができずにいた。そこでユーリは彼女に助け舟を出そうとするがフィーはそれを静止する。「大事なのは何を書くかじゃなくて、死ぬかもしれない仕事だって知っておく事だからね」と。そんな最中にデブリ課はとあるデブリを回収する。それは2024年に宇宙に射出されたはずの宇宙飛行士の成れの果てだった。
レビュー
今回の話だけを見た場合、テーマは「死して何を残すのか?」ってところですかねぇ(汗)。物を残すのか、言葉を残すのか、遺言状を残すのか、金を残すのか、それとも愛を残すのか。タナベの口癖は「愛がありません!」「愛さえあれば…」と口々に愛を語る年頃の女性なのですょ。でもハチマキはそれに少々うんざりしてる訳で。ハチマキとしては宇宙で愛についてどうこう言っても「そんなのは甘いんだ」と感じてしまう、と。
ちょっと胸が熱くなった今回の話、確かに愛がどうこうと何度も口にされると「軽いよなぁ」と思うわけなんですが、タナベの言い分は誰もがそう信じたい事でして…。さて、タナベの言う言葉上での「愛」、それが言葉だけでなく行動で示せる日は来るのでしょうか?